2014-09-01(Mon)

椎茸を知ろう! 椎茸の歴史 

椎茸について理解してもらおうという企画です。
知ってもらうことからすべてが始まる。
何度かに分けて「椎茸を知ろう!」を書きたいと思います。
まずは歴史編です。



~椎茸の歴史~

椎茸が食べ始められた時期というのは正確にはわからないものの、
文献にはじめて登場するのが1237年
道元著「典座教訓」というものの中に、
日本産の乾燥しいたけを題材に教えを受ける逸話がいくつかのっているそうだ。
つまり文献に登場してから800年弱たっているということだ。
椎茸の歴史は古い。



-- 栽培が始まる --

椎茸の栽培が始まったのは江戸時代とされています。
伐り出した原木に鉈で切れ目を入れ、
そこに椎茸の胞子が自然に付着するのを待つというもの。
つまりは運任せの半自然栽培が主流だった。
うまく椎茸菌が付着してホダ化できれば大儲け、
つかなければ大損といういわば博打の様な栽培だった。
このとき椎茸というものは、「木から自然に発生するもの」と考えられ、
胞子という考えはまだなかった



-- 栽培の安定化へ --

栽培が安定化したのはぐっと現代になって昭和17年あたり
森産業の創始者である森喜作博士による「種駒」の発明で、
椎茸栽培は一気に安定することになる。
この種駒の発明の前にも、
昭和3年あたりに椎茸菌の純粋培養試験があったり
椎茸=胞子で増えるということが分かってからさまざまな試行錯誤が行われていたわけだ。
今、店に行けばいつでも椎茸があるというのは、
こうした先人の努力のおかげなんだね。


-- 原木栽培から菌床栽培への転換 --

現在はキノコ栽培の主流となっている菌床栽培。
菌床栽培が始まったのは昭和45年ころから
原木資材が不足し始めたことを背景に、菌床栽培の試験が始まりました。
昭和50年ころからは多くのメーカーが参入、改良が進み、
今では菌床椎茸が国内で出回っている生シイタケの8割以上を占めるまでになりました。

・統計データとして

        原木        菌床    
1993年  62996      14398
2000年  32567      34657
2012年   8426      58050
                (単位はトン)

2000年に出荷量が逆転、2012年には5万トン弱もの差がついた。
これは原木栽培よりも菌床栽培の方が作業が楽であることや、
農家の高齢化というものがかかわってきているんだろう。
重さ10キロ前後の原木を大量に扱うよりも
2,3キロの菌床ブロックを扱う方がはるかに楽ですからね。
  

自然発生するものを収穫していたものから運任せの半自然栽培が始まり、
研究によって原木での栽培方法が確立、
そして現在は原木栽培から菌床栽培の時代へ。
長い椎茸の歴史の中で、栽培が確立されてからの変遷は非常に早いものがあります。
技術の進歩はすさまじいものですね。

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秋田の山奥で原木椎茸を栽培しています。
鉢植えで果樹なんかも育てています。

現在本で農業について勉強中。

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