2017-10-13(Fri)

市場の原木椎茸の評価って?

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先週研修に行って丸1週間ですね。
ちょうど1週前に市場の研修に行ったんですがね、そこで1つくらいは質問しろと言われていたので、
自分の家で出している原木椎茸について聞いてみたわけですよ。

・原木椎茸は生産量が少なくなってきてますけど、市場の評価ってどんなもんなの?

地元JAでも大田市場との原木椎茸の取引があるので聞いてみたんですが、
意外と市場の評価って高くないようですよ。
というのも、やっぱり生産量が安定しないという点と、
菌床の質が高くなってきているという点でそうでもないということになるらしい。

原木椎茸の方がうまいとかいう巷の評価はありますが、
市場からすればやはり荷物の量が優先事項としてあるみたいですね。
なので原木椎茸はセリというよりも相対評価で価格を先に決めて扱われてるようです。
へ―そうなのか―って感じでした。


もう一つ言われたのが、
椎茸はみんな原木だと思ってる人が多いよってこと。
これは椎茸に限ったことではないですけど、
今の時代作物がどうやってなっているかを正確にわかる人って少なくなってるみたいですね。
なので原木をうたっても普通だと思う人がいるんだそうな。
だから作物に関してはしっかりとどうやって育ってるかを教える必要があるよ、と。
原木もそういうところからやってくといいと思うとのこと。

そんなことで原木椎茸作ってますが、市場に出す意義ってあんまりないよな―と思った次第(汗
それならば市場の分をうまく目に見える範囲で少しでも販売できるようにした方がいいなーと。
それこそ今回の研修で感じた、試食での味覚ダイレクト作戦でどこぞに出向いて売りさばくのは手だ。
市場に出して評価されるものとそうでないものってあるんだなーと思ったのが今回の研修の意義でしょうかねぇ。


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2017-08-26(Sat)

F206の新ホダ浸水が始まってました

どもー
昨日はバーベキューでしこたま肉食って・・・疲れ果てました(汗
相変わらず私には飲み会はあってねぇなーと思った次第(笑
でも世の中にゃ昨日もしこたま飲んで、今日も大曲の花火でしこたま飲む人もいるんだよなぁ。
正直すげぇわ。


さて、
久――――しぶりにきのこの話題を出してみたいと思います。
一体いつからキノコの話題が出なくなったのか・・・
なかなか週1作業だと作業把握も発生把握も難しくなってしまって記事がね―
というわけですので、本業である椎茸をぶち込みます。

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発生の方は、とりあえず古ホダのローテーションが一段落してまして、
もうすぐ発生も終了というところ。

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そして始まるのが今年植菌したF206の新ホダの発生
今年は新ホダの量が少ないせいか、いつもよりは少し遅めかな。
といっても例年遅れるからこのあたりの時期からのスタートか。

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使い始める前の試し浸水でよさそうだと判断したみたいですね。
まず使う前にこうして発生するかどうか試さないと、えらいことになりますからねぇ。

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今年は晴れ続きで暑かった時期もあれば、今の様に雨続きもあり、
熟成度合いはどうかねぇと思っていたんですが、まずまずの発生と見えます。
やはり出るものは出る、出ないものは出ないとはっきりしてますね。
第一半年で新ホダを使うってのが信じられないことだからね―

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キノコ自体は型もよくて、変形がないところを見るとまともな発生。
ただし夏菌らしく膜切れが早いっすなぁ。
あとはちいっとばかし脚が長いか。
まだホントの状態ではないですよ―


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ホダ木管理では、水をかけないのかよ・・・と思っていましたが、
いつの間にやらしっかり散水設備をやってました。
遅いと思うけど(大汗

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新ホダは来週にはもう最初の浸水はおしまいになりますね。
その後は1月で回しながら、古ホダを搾りとる期間に入ります。
今年は新ホダの量が少ないから、いくらかは古ホダを残して越冬しないといけないと思うけど、
そこらへんの調整はどう考えてるんだろうかねぇ。
ま、しっかり考えてるだろうから・・・心配してません(笑
今年産の新ホダの使用がついに始まったよーというお話でした。


2017-07-04(Tue)

原木の皮って大事。

久しぶりに椎茸ネタを投下してみます。
最近は全く椎茸に触れてませんからね―
原木椎茸屋の山暮らしを名乗ってるのに全く全く(笑

さてさて、
原木ってのは菌床に比べると害菌に対して抵抗性はあるもんなんですがね、
その要因になるのが原木の表皮ってやつですよ。
それが剥げてしまったどうなるかってのがよくわかる現象があったのでご紹介。

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こちら、去年の秋に使ったのちにずっと積みっぱなし休養してたF309
必ず起きるんですが、長く同じ状態で置いてると菌が外に伸び出してきましてね、
ホダ木同士ががっちりとくっついてしまうんですよね。
それを今年の春に浸水するときにはいでしまったものがこれになります。
がっちりくっついてるので皮がべリッといってしまうんですよ。
そうなると害菌に侵されてしまいやすくなってしまい、

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見事にトリコデルマがついちゃってますね・・・
なんせ傷口が剥きだし状態ですから。
表皮というアーマーをはがされてしまうとこうして害菌からの攻撃を受けてしまいます。

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うまいこと害菌がつかなければ白かった部分が褐色に変わって
褐変といって傷を補修していくんですね。
ただしこうして皮がむけて褐変するとそこからキノコは出てこれなくなってしまうので、
やっぱり表皮というのは大事なわけですよ。

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あっちこちはげて褐変して傷を補修中。
人間で言えばかさぶたとでもいうのかな?
キノコの場合はかさぶたがはがれても元には戻らないけど・・・


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そんな傷だらけになったF309ですが、現状沢山出てます。
でも高温多湿でキノコはすぐに肥大てしまってあまり良くはないですね。
これからは気温高くて肉厚は難しくなるし、そもそもの発生が厳しくなってきますね。
まあそこらへん高温耐性菌でどうにかしていかないといけませんな。
とにかく状況が悪い中でもしっかりした菌の維持のためにも、
なるべく皮をはがないように粗末に扱わないようにしないとね。



2017-06-17(Sat)

本日の家のお仕事。

久しぶりに椎茸のお仕事ネタをもってこようと思ったんですが、
写真を撮り忘れたところがあったので明日にでも追加しときますね。
では、写真を撮ったところだけをまずアーップ!

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まずはいつもの休養舎へのホダ木移動です。
現在F613の休養舎移動が始まったところのようです。
なので置き場所、置き位置の確認をして作業を開始。
混ざると大変なことになりますからね。

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置き方は井桁で。
このF613という品種はかなり水抜けが悪いため、
今の時期になってもまだこうして乾かすように置かないといけないようですね。
夏場になると他の木は乾いてしょうがなくなるんですが、
この品種だけは水をもち過ぎてしまうので発生後の管理として乾かし気味にしないといけないですね。

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すでにこうしただめになったホダ木も出てきていますからね。
水持ち過ぎて椎茸菌が弱って死滅して他の雑菌が繁殖したという感じ。
椎茸菌は強いので菌の状態さえよければ害菌に対して抵抗するんですが、
こうしてだめになるってことはホダ木の状態がよくないって証拠だねぇ。
なかなかこの品種の管理は大変です。
でかくていいキノコが出るんだけどね。

・・・とまあ発生中の写真を載せようと思ってたんですが、
畑に出て忙しくしてたら忘れちゃいまして(大汗
この続きはこの記事内に明日アップしときます―

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・追記

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現在発生しているのはこの2品種。
間もなくこの2品種終わってA560のスイッチという感じですね。

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どちらの品種もここ最近の暑くならない異常気象のおかげなのか、
適温適湿といった感じできのこの出はよさげ。
なんだかねぇ、いいんだか悪いんだかわからんですな(汗
とりあえず量が確保できてるのはありがたいこと、田んぼも畑もひと段落って感じなので、
今のうちに本業でしっかり儲けが出せれば万々歳でしょうね―

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おまけ

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畑の雑草などを貯めといた場所でキャベツの花が咲いてました。
サボイキャベツの花ですね。
引っこ抜いて積んでおいたんですが、死なずに生きてたみたいです。
そういや畑の中では二十日大根の花も咲いてたりして、
意外と去年のものがしぶとく生き残ってますよ。
こうした生命力の強い奴を残していくのも面白そうだけどねー


2017-05-05(Fri)

原木に菌が回ってきました――

きょうは立夏、夏ですねぇ。
ここ数日めちゃくちゃ暑かったんですが、今日はなんだかさらにもや―っと暑かったです。
やっぱり空気感も夏なんでしょうかね。
あっという間に春が過ぎていってしまってます。


さて、
今年は植菌がかなり遅れ遅れで先日終わったばかり。
しかしながらすでに原木に菌が回りだしてきていますよ。
まあ最初に植菌したのが3月ですからそりゃあそうだわなって話なんですがね(汗

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なめこ植菌も月曜日に終わりまして、今年度の植菌は完了してます。
現在はビニールをはいだりかけたりして枯らしこみと菌回しを同時進行中。
暑いですから注意しないといけないですね。

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最近終わったF613ですが、すでに菌紋がもや―っと。
さすがに気温が高くなってるので菌の動きが早いんでしょうね。

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椎茸菌もそうですが、害菌だって同じ。
どうしてもクロコブがついちゃいますねぇ・・・
全く害を受けずにってのは原木じゃ無理ですわ。

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更に一番最初の方のF206だと濃く菌紋が出てきています。

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菌がじわじわと原木を侵攻しているのがわかりますね。
なんだかナウシカの腐海の胞子みたいだ(笑

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一番面白いのは綺麗に辺材に菌が回ってるものが見れること。
椎茸菌はこの辺材だけを使うので、中心の心材は利用しません。
だからこんな風に菌が回るんだよな―というのがわかる。
ただこの木口の菌が褐変すると使ってるようにも見えるんですがね。
こういうの知ってるとほぉーって面白く見れます。
ちなみにマイタケやクリタケはこの心材を使える菌らしいですね。
どちらも他よりも菌回りが遅いので、芯材を使えるようになったとかなんとか。
トリビアだね。


一応植菌は遅くなったものの菌回りは今のとこ順調ぽいです。
ただ夏に使い始めるF206が使うまでにいい状態になってるかどうかが心配なところだ。
来年から使うようなものなら多少の遅れは関係ないだろうけど、
最近の年内発生となると遅れがダイレクトですからね。
結構シビアな問題になる植菌遅れでございます。


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秋田の山奥で原木椎茸を栽培しています。
鉢植えで果樹なんかも育てています。

現在本で農業について勉強中。

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