2013-04-26(Fri)
植菌とは? 実践!コマ打ち編
道具の準備ができたらあとは実践です。
難しい事はありません。
まずは原木に穴をあけていきます。
これができれば後は何一つ難しい事はありません。
これが一番の難関ですね。
穴のあけ方にも種類があるんですが、
今回は4穴の千鳥での穴開けを紹介します。

まず横の間隔ですが、この通り25センチ程度でいいです。
これが5穴であったり6穴だともっとせまくなりますが、
4穴なのでこれで十分。

また、原木の端については、千鳥ですので
右端を狭くしたら次の列は左端を狭くというふうにして穴をあけていきます。

縦の間隔は穴をどれくらいあけるかで変わってきます。
同じ太さの原木でも5列にするか6列にするかで変わります。
円周を計算すれば分かりやすいですが、
そこまできっちり計算する必要性はありませんね。
一番簡単な穴の個数計算は、原木の太さ×4穴ですね。
これくらい駒を打ち込めば間違いはありません。
この計算を元に、どれくらいの列になってどのくらいの間隔で穴をあけるか考えればいいでしょう
実際のところは20センチ未満の原木であれば
40前後の穴数で十分な数であるといえますが。

穴を開けたらいよいよコマ打ち。
まずは穴に駒をセットします。

それを金づちで打ち込んでいきますが、
このような状態ではまだ足りません。

しっかりと平になるまで打ち込みましょう。
こうしないと駒が露出状態になり、乾いて菌が死んでしまいます。
コマ打ちで注意すべき点はほかにもありまして、
穴をあけたところにはきちんと打ち込むという事。
基本ですが、穴開けた分の駒が足りないとか、
打ちミスで気がつかずに終了するとかで
穴が空きっぱなしになってしまうのは避けたいですね。
その部分から雑菌が繁殖してしまうと
完品に雑菌がついたときよりも内部進行が早くなり
結果せっかくの苦労が水の泡となってしまいやすくなります。
そうならないように、終わり際には種の個数をしっかり確認するとかで対策を取りましょう。
こうしてすべての穴に駒を打ち込めば完了。
100コマで大体2・3本くらい打てます。
原木の太さを見てどの程度必要になるか考えて駒を購入して下さい。
あと買った駒はなるべく早く使い切ります。
長く置いておくことはできません。
余ってしまったら、原木ある場合はそちらへ(あまりに足りないのはNGですが)
ない場合は打ちこんだ原木にさらに穴をあけて打ちこんでしまいましょう。
という事で植菌については終わりです。
次は原木をホダ木にするための伏せこみについて。
次回へ続きます。
難しい事はありません。
まずは原木に穴をあけていきます。
これができれば後は何一つ難しい事はありません。
これが一番の難関ですね。
穴のあけ方にも種類があるんですが、
今回は4穴の千鳥での穴開けを紹介します。

まず横の間隔ですが、この通り25センチ程度でいいです。
これが5穴であったり6穴だともっとせまくなりますが、
4穴なのでこれで十分。

また、原木の端については、千鳥ですので
右端を狭くしたら次の列は左端を狭くというふうにして穴をあけていきます。

縦の間隔は穴をどれくらいあけるかで変わってきます。
同じ太さの原木でも5列にするか6列にするかで変わります。
円周を計算すれば分かりやすいですが、
そこまできっちり計算する必要性はありませんね。
一番簡単な穴の個数計算は、原木の太さ×4穴ですね。
これくらい駒を打ち込めば間違いはありません。
この計算を元に、どれくらいの列になってどのくらいの間隔で穴をあけるか考えればいいでしょう
実際のところは20センチ未満の原木であれば
40前後の穴数で十分な数であるといえますが。

穴を開けたらいよいよコマ打ち。
まずは穴に駒をセットします。

それを金づちで打ち込んでいきますが、
このような状態ではまだ足りません。

しっかりと平になるまで打ち込みましょう。
こうしないと駒が露出状態になり、乾いて菌が死んでしまいます。
コマ打ちで注意すべき点はほかにもありまして、
穴をあけたところにはきちんと打ち込むという事。
基本ですが、穴開けた分の駒が足りないとか、
打ちミスで気がつかずに終了するとかで
穴が空きっぱなしになってしまうのは避けたいですね。
その部分から雑菌が繁殖してしまうと
完品に雑菌がついたときよりも内部進行が早くなり
結果せっかくの苦労が水の泡となってしまいやすくなります。
そうならないように、終わり際には種の個数をしっかり確認するとかで対策を取りましょう。
こうしてすべての穴に駒を打ち込めば完了。
100コマで大体2・3本くらい打てます。
原木の太さを見てどの程度必要になるか考えて駒を購入して下さい。
あと買った駒はなるべく早く使い切ります。
長く置いておくことはできません。
余ってしまったら、原木ある場合はそちらへ(あまりに足りないのはNGですが)
ない場合は打ちこんだ原木にさらに穴をあけて打ちこんでしまいましょう。
という事で植菌については終わりです。
次は原木をホダ木にするための伏せこみについて。
次回へ続きます。