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2023-10-28(Sat)

ルシアはよくやってる

忙しくて写真撮る暇もなくなり加減ではありますがー
それでも日々あれこれと事は起きているわけで。
今日はルシアの状態でもご紹介しましょうかね。

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ルシア、ルシアってなんぞっていうのもあるかと思いますが、
ルシアはチコリーの仲間です。
斑入りの結球型チコリーでレタスみたいな形状になります。
これの半結球なのがカステルフランコというものになりますね。
現在キャベツなんかと同じく結球期に入っていて徐々に丸くなってきているようです。

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去年もそうだったけど意外と30㎝ピッチでギュウギュウになりますね。
結球前にしっかり葉の枚数を稼ぐことで大きいものができるので、
もう少し広くとってもいいのかもしれないかなーと思って見てます。
ちなみにキャベツや白菜も結球までにある程度の枚数がないと結球できなかったり小さくなったりしますね。

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すでに寒くなってきているので斑入りの葉っぱになってきました。
この斑入りがとてもきれいなんで育てていますね。
結球した内部の葉っぱは日に当たらなくてクリーム色になるので斑がとてもきれいに見えるんですよね。
チコリーというと苦みが優先みたいな感じですがこれはそこまで苦くないのでサラダとかの彩に使いやすいですね

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問題は今年起きていた外葉の黒変がどの程度影響するか。
一応銅剤で防除をしてみましたが効果のほどはどうかはなんとも言えないです。
内部にも出てしまえば商品価値ゼロですからねぇ。
今のところは大丈夫そうだけどこの後が問題ですな。


これも雪降る最終盤の収穫になるルシア、
去年は11月の半ばにはいい感じに結球できていたけど今年はどうかな??
遅れるなら今年もトンネル設置だわな。
降雪とのにらめっこになる作物はなかなかリスクを伴いますなー


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2023-10-07(Sat)

チコリーは病気。

今日は朝方まで荒れてましたが日中になると晴れ間が出て気温が上がった。
やっぱり寒い寒いと言えども太陽があるなしで全然違いますね。
作業をしていると汗が出てくるくらいには暖かくなるし、
強風のためハウスを閉めていると内部はホカホカになります。
暑くなったり寒くなったり最近は大変だでー
こうした気温差でキノコは出てくるし果物はうまくなるんだけどねー(笑
実りの秋、食欲の秋、皆さんは満喫されているでしょうかね。


さてさてまだ畑は雨でまともに動けませんので様子だけ。
今の時期の実りという事でサツマイモ掘りたいんだけどなかなか動けないっす(汗

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そのお隣のチコリー、これがまた寒くなってきたせいかやたら生育速度が上昇してきた。
記事にするべく数日ごとに写真撮ってるけど大きくなる速度が速いので追いつかない(大汗
一見生育がいい感じに見えるんですが全体を見ていくと・・・

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おかしいね。
外葉から黒い斑点が出てきていますね。
あきらかに何らかの病気が出てきています。

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全体的にではなく一部で固まってこのような症状が出てます。
特に一番最初の写真の右側の畝で多く、左では少なめなので何か要因が???
一応右側にはある資材を使って実験しているんですがそのせいか?とも思って見たけど、

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結局左側にも症状が出ているので資材は関係ないですな。
しかしながらチコリーの病気ってのはなかなか見当たらないのでそもそも防除ができない。
というか農薬登録がチコリでは除草剤くらいしかないじゃねぇか(汗
つまりは防除は「野菜類」の登録のものでないと使えないので、
もし防除するなら銅剤とかになってしまうのかねぇ。
うーん、なんだかわからないものへの対処って難しいことこの上ないのよ。

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これみたいに死に絶えそうだってのは軟腐とかその辺だろうなって判断できるけど、
これだってのがないんでわからんというのが正直なとこ。
ひどくなって枯れるようだと流石にやばいけど一応今のところは何とかなってるんで、
もう少し様子見ながらどうするかでしょうかね。
その様子見で取り返しつかなくなったらだめだけどさー

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あ、ちなみに黒いのは斑入りとはまた別。
寒くなってくるとこのチコリ(ルシア)は赤い斑入りになってくるんですが、
斑入りだとそこまで黒っぽくないっすからねー

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物によっては早くて結球が進んできています。
結球始まってから中で黒いのが出た場合はどうなるかとか、
結球しながらどんどん外葉がおかしくなったらとか懸念はありますが、
後はなるようになるくらいのもんで今年はいくしかないかなー
晴れた時に銅剤をかけるべきか、何もしなくてもよさそうか・・・・・
なんとも厄介なことが今年のチコリーに発生しておる次第。


2023-09-01(Fri)

植えたくなくても植えないといけないルシア

今日は風があったので35度超えてもそんなに暑く感じなかった。
最早温度に対する感覚がバグってるんでしょうな(笑
なんせ横手は8月中35℃以上が23日ありましたし。
ちょっとね、北国のわりに意味の分からない温度ですよ。
困ったもんです。


その気温の中定植しないといけないのがチコリーのルシア。
このバカ暑い中植えると間違いなく萎れてしまうので雨待ちだったんですが・・・・

全然雨降らねぇじゃねーかっ!!!

降っても全く意味のないような雨だったり、
タイミングが悪く突然のスコールだったりで作業ができないままダラダラ日が過ぎてしまい。

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8月10日くらいでもう定植適期だったんですが、

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なんやかんや待ちに待ってやっと植え終わりが昨日の8月最終日。
どぶ漬けしてるんで萎れてるように見えるけどそうでもないよ。
作業は6時過ぎからですんで結構急いでやりました。

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急いで…と言いつつそこに不幸がやってくる。
植える際に植穴に水を補給してからと思って大量の水を運んで行ったんだけど、
やっとこさ持って来て置こうと思った瞬間持ち手がちぎれてぶちまけました(泣
暗くて濡れてるから雨が降ったような感じだけど10数リットルぶちまけて叫びたくなったわけで。

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植穴に水をというのは、育苗箱から余ってたぶんを先に植えたんだけど、
植穴に水やらなかったら次のあっというまに萎れてしまったからなんですね。
いくらどぶ漬けして植えても苗がでかくなっているため蒸散量が多くて間に合わなかったんす。
それにこのアフォみたいな気温ですからね、余計に無理だったという事で。
だからこそ雨待ち、植えたくないけどもう9月になるしーという事で我慢して植えたということよ。

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植穴にジャバジャバ水入れて沼地にして定植。
これでいくばくか助かるだろうかと望みをもって定植。

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30㎝ピッチ2条でいつもの通り定植していきます。
去年もやってよかったのでこれでいきます。

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定植終わりがほぼほぼ真っ暗だったんで今日の日中にパチリ。
3畝作ったけど1畝半くらいで間に合ってしまった(大汗

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案の定萎れてますね・・・・
どうにもならんけど植えないといけなかったから仕方なし。
もう少し待ってもよかった菜じゃないかと思うかもしれないけど、
だらだら待ちに待ったししかも当地だと遅くなると収穫時にもう雪の下になるからね。
去年も結局雪降って収穫だったし。

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こちら2畝目のほうは若干萎れが弱い感じもしなくはない。
こっちのほうはとある資材の試験をしてみているんですよね。
その結果なのかどうかわからんけど今日の段階では少し耐性があった気配。

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怪しげな粉を後輩が「使ってみないですか?」と。
ていのいい実験台です(笑
何の資材かはここではご紹介しませーん。
いい結果が出たらご紹介するかも・・・・
とりあえず今年のチコリーは1畝半で実験含んだ栽培が始まりました。
天気次第だけど夕方に水やりしないとダメだろうなぁ。


2023-07-17(Mon)

今年はルシア2倍

一旦落ち着いた雨、今日は雨の後の晴れ間アリでムシムシ。
他の地域では39度とか強烈な暑さも記録していた位アチアチでしたね。
梅雨というか夏というか・・・・全くもっておかしい気象だぜっ
明日からまた雨強くなりそうだしね・・・
雨降って無くて暑い地域にでも雨雲おすそ分けできねぇかな。
極端すぎだで。


さて本日のネタはー ルシア

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去年ルシアは海外種と日本の種子と2種類まいて育てたわけで。
結局海外のものはあまりにバラバラでさっぱりだったので、
去年の出来が素晴らしかった日本の種を今回は2倍まくことにした。
まあ2倍といっても2袋ってことなんすけどねー

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種の数を数えながら播種。
全部で162だなーと思って種まきしてたんだけど、
半端のほうにまくために準備してる際に気を抜いて種をばらまいてしまい(大汗
頑張って拾い集めて何とか36分の35を回収して161粒播種となりましたー
めちゃくちゃ小さい種をほぼ回収できたのは奇跡ですな(笑

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現在苗づくり中。
発芽は2日で始まったんだけど外に出せば大雨、
というわけで明るい屋根の下で待機中ですわ。
日本の種はきちっとそろうし発芽率もかなりいいです。
ルシアを育てるならこの種は間違いないっす。
まあ積極的にチコリーを育てる必要性はあるかといえば…ですがー(汗

今年の苗作りはこのルシアで最後になる予定。
定植場所は防草シートで覆った南瓜の近くのところの予定。
予定、予定って先のことですけどこの雨を抜けたら畝づくりだー
今年はカステルフランコもプンタレッラもなし、ルシアに絞ってやったるどー
忙しくなりきる前に定植までいけるか???



2022-12-24(Sat)

アスパラガスチコリーはできることはできる

今日は荒れるとの話だったけど日中ほとんど雪が降らなかった。
降ったのは朝まで、そこまではそこそこいい量の湿った雪が降ったようです。
ちょっと拍子抜けでしたが有り難いクリスマスイブになった。
むしろ普段雪が少ないところに直撃しているようでそっちのほうがやばいっすね。
慣れてないところの降雪は被害が大きくなりやすい。
皆さんお気を付けてくださいまし。


さてさて昨日に引き続いてチコリーの話題になってしまいますが・・・・
本日はアスパラガスチコリーがようやくまともにできたことからの考察です。
アスパラガスチコリーは2,3年やってみたんだけどまるっきりとう立ちせずに降雪を迎えるという、
収穫ゼロの流れにしかならなかったことでやめてたものでしたが、
今年久しぶりに別の種で育ててみることにしたんですよね。
ここは実験農場でのお言葉でやってみるかーとなりました。
いざやってみるとまず肥料成分を考えたこともあってとんでもなく大株に育ったわけで。

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これはもう霜やら雪に当たってグダグダになってますが(汗
ここまで大きくなったのは初めて、やはり肥料をしっかり効かせるとでかくすることは可能です。
ちなみに追肥はゼロ、元肥ですべて賄ってます。
チコリーは結構栽培期間が長いので緩効性肥料の割合多くするといいと思いましたね。

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今年のとう立ちしたものはほぼすべてでかくなってました。
これは株の大きさに比例しているためだと思われます。
良いものを作るために株を大きくするってのは大事なことみたいです。
ただしいくら株をでかくしても全くとう立ちしてこない株があるのも事実。
今年とう立ちしていた株数は約30株、定植数の大体6割くらいになりました。
もう少し栽培期間がとれればもうちょっとだけ収穫率は上がるかもしれませんが、
残念ながら降雪地帯の当地で露地栽培だとこの辺でもかなり優秀と言わざるを得ないかも。
正直ここまでちゃんととう立ちすると思ってなかったですし(汗

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とう立ちしたのはいいんだけどアスパラガスチコリーは霜や降雪にめっぽう弱いようで、
これらの影響で収穫部が真っ黒に変色してダメになる場合がありました。
トンネルである程度回避はできるかと思われます。
ただ株がでかいため接触してしまう可能性もあるため被害が防げるかはビミョーなところですがね。
やっぱり露地よりはハウス栽培のほうがいいかと思われる。
耐寒性は昨日の2つと比べても弱いので序列としては、

ルシア>>>カステルフランコ>>>アスパラガスチコリー

という感じになると思います。
寒さが苦手だからといって早くまいてもいいものができないってのがこれの欠点。
だからこそいいもの採るならハウス栽培ってことになってしまうわけで。
一応自分のやった7月まきの8月定植でも降雪前に収穫はできるので、
収量は少なくなるけどってことを織り込み済みでやる分にはいいかとは思います。


今年の栽培で得たのは、
・一応海外産に負けないような大物サイズに育てることは可能である
・降雪地の露地では収量はあっても定植数の60%
・収穫するとう立ち部含め霜には弱い

みたいなところだと思います。
チコリーの仲間としてはとう立ち部を食う異色の作物だから他の情報があまり参考にならない。
なので自分でやってみて得る情報はかなり重要ですが、
今年の栽培でやろうと思えばある程度良いものの収穫は可能であると思いました。
まあ売り先があればの話だけど―――
アスパラガスチコリー数年やってようやく道が開けた感じです。


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秋田の山奥で原木椎茸を栽培しています。
鉢植えで果樹なんかも育てています。

現在本で農業について勉強中。

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