FC2ブログ
2019-07-28(Sun)

回顧のカボチャ吊り栽培

農業研修修了から早4か月が過ぎようとしていますね。
今更ですけど研修でのカボチャ吊り栽培のあれこれネタがあるので記事にしてみたいと思います。

南瓜吊り栽培に関しては研修ネタでたびたび記事にしていたので大体のことは書いていますけど、
いい点悪い点くらいを簡潔にまずは。

DSCF6272_縮小
DSCF6289_縮小

まずは人工授粉をしなくてはいけなかった点。
本来は南瓜は蜂による受粉で十分実ができますが、
南瓜吊り栽培はハウスでの栽培になったことで蜂がハウス内に入ってこず、
全てを人工授粉で賄わなくてはいけなかったです。
もちろんハウス内にハチの巣箱を入れていれば問題なく受粉作業をしていたはずなので、
この点は解決できる問題であるとは思います。

DSCF6280_縮小

吊り栽培では受粉完了がかなりはっきりとわかります。
受粉ができているとこのように下向きになり膨らみだします。
失敗成功の判断がつきやすいため、ダメならばすぐに次へと移行できます。

DSCF6441_縮小
DSCF6443_縮小

ただ人工授粉は諸刃の剣、花粉量が足りないとこのような歪な果実ができてしまうことも。
特に雄花が少なかった時期に人工授粉を行った品種では、
形が歪になる以外に花どまりが悪く尻の部分が非常に大きく広がってしまう不格好な果実になることがありました。
人工授粉をする際は雄花1つで2,3個くらいが限度のようです。
この品種は雄花1本で10個前後頑張った時期のものですね。
異常に雄花が咲かず仕方なく次の雌花利用にした株もあります。

DSCF6287_縮小
DSCF6288_縮小

また、雌花の見逃しに注意しなくてはいけない点。
1株1果どりが基本になるため、受粉作業をミスるとそれすなわち1株が無駄になるということ
受粉させたものにはしっかり印をつけミスなくやらないといけなかったです。

DSCF6445_縮小
DSCF6440_縮小

果実に対するいい点としては果肉のノリがとてもよくなること。
要するに肉厚な南瓜になりやすいということですね。
肉は乗りますが、果重が制限されるため地ばい栽培より重さは失われてしまうことが多いです。
条件次第では十分な重さのものも収穫できます。
品種の差というのもあると思いますね。

ただ、ここでの悪い点として擦れ傷が非常につきやすくなることですね。
受粉完了後の果実の降り方ですぐに傷がついてしまうことがあるため、
新聞紙などで日よけを兼ねた傷予防は必須です。
地面についていて尻が黄色になるということがない分、傷がつきやすくなるという欠点があるので、
どちらにしても対策をとることが必要になりますね。


かいつまんで写真がある分での説明は終了です。
地ばいと違い地上に吊り上げて実をつけるのは面倒ですが、地ばいに比べると実の質が向上するのは事実。
蔓整理には時間がかかるんですが、畑でワーッと蔓が茂って手が付けられないのに比べると、
非常に整理整頓がしっかりできる点も魅力ではあります。
ただし南瓜の価格を考えると果たしてこれが合うかといえば…
価格面をしっかりできればこのやり方もありではないかと思いますね。
次回はデータ参照しつつ記事を書きたいと思います。


スポンサーサイト
2019-03-29(Fri)

農業研修が修了となりました

2年間の農業研修が本日をもって修了となりました。
一昨年の4月より実験農場での研修を始めてもう2年もなってしまったんだねぇ。
本日は修了証書授与してもらって解散、打ち上げ行ってきた。
実際最後だからといって特別なこともなくて、普通に仕事して帰りにチャチャっと賞状もらう感じ。
最後の日も普通に種まきしてきた(笑

P1020957_縮小

昨日は今日よりちゃんとした感じで研修修了報告会というのがあった。
まあ要するに2年間でどんな感じのことをやったかの発表ですね。
主に2年目の専攻作物の仮想経営に関することですけども。
私もかぼちゃに関するあれこれを10数分パソコン使って発表してきましたよ。

P1020959_縮小

終わった後は誰かが開催してくれるわけでもなく自分たちが場所取って飯を食ってきた。
今回人数が多いのでなかなか飯どころの予約が取れなくて大変だったね。
中華料理の食べ放題飲み放題のあるところで打ち上げでしたよ。
この写真で思い出したけど、そういや昨日も家でマーボー食ったな(大汗
ありったけの中華料理食って腹いっぱいだーー


これにて農業研修はおしまい、これからはまた家で仕事と自分の畑仕事。
主戦場は研修前と同じだけどやることはもっと多くなった。
2年間で習ったことを活かしてうまくやっていけたらいいね。
あれこれあった濃密な2年間、長いようで短いようでそうでもなかったかな(笑


2019-03-28(Thu)

研修修了間際の大忙し

農業研修もあと1日になってしまいました。
実験農場ではそんな状態ですが苗づくりに大忙し。
2年目の研修終了間際の自分ですが、比較的フリーなため駆り出されて忙しく仕事をすることも。

P1020948_縮小

今はスイカの苗づくりが盛んです。
人はいるはずなんだけどあれこれと動いているせいかこの仕事に手が回ってない模様。
今回鉢上げ作業を頑張ってきましたよ。
ちなみにこの作業の前にナスの鉢上げと播種もやってます。
なんだか仕事が早いせいかどんどん仕事回されてしまいますよ(汗

P1020944_縮小
P1020945_縮小

こーんな感じでポット上げ。
1年目の最初にやる仕事だったし、2年目の最後にやる仕事にもなった。
このスイカは小玉スイカ、秋田県の品種で秋田夏丸チッチェというものです。
秋田夏丸という名前の大玉品種の血を引きながらの小玉スイカってやつで、
他の小玉を食べた後に食べると全然おいしさが違いますね。
もし機会あれば探してみてくだされ。

P1020946_縮小

接ぎ木をしてもやっぱりこういったのって出ます。
今回はちょっと接ぎ木をした後の養生の苗ピットの具合が悪かったというのもあって、
最初の苗の成功率が若干低めという感じでした。
2回目以降のはほぼ100%成功でかなりいい苗になってましたよ。

P1020947_縮小

この後に接ぎ木する台木もかなりの量待ってます。
今年は穂木の状態が良くないとか台木が伸びすぎたとか、管理に苦労してるっぽいですよ。
苗作りって毎度同じ条件でやってもうまくいかないもんだねぇ。
特に今年の様に気温乱高下が激しいとなおさらかな。
その中でも農家向けにしっかり苗を作らないといけない、苗供給施設ってのは大変だ。

多分この苗が自分が触る最後のスイカだと思います。
そのほかナス台木も一応順調に生育してましたし、自分が関わって失敗してなくてよかった(笑
さあ泣いても笑っても残り1日、悔いなく過ごしてはれて研修修了だー


2019-03-27(Wed)

チェーンポット展開板も自作。

農業研修も残りほんのわずか。
今のうちにやり残しておいた資材作りも急ピッチで。
糸巻きやポッター板は完成してましたけど、ネギで使うための展開板がまだだったので本日仕上げ。

P1020941_縮小

ちなみにチェーンポット展開板は何度か出てるかもしれないけどこれのことね。
ネギで使うチェーンポットを開くために使います。

P1020949_縮小

こちらが自作品。
フレームはアルミのフラットバーを使用。
そのため結構軽くていい感じです。

P1020950_縮小

爪の部分は計測してステンレスの板を曲げて製作。
曲げの作業が結構難しくて高さとか曲がりがばらばらだ(汗
あとねじ止めもかなり苦労してしまって、正直どうにか形になったなというところ。
まあ売りもんじゃないし自分が使うんだからある程度のものになってればよし。

P1020951_縮小
P1020952_縮小

いざチェーンポットを展開。
チェーンポットは偶然にもホームセンターにて半額で買えたもの。
今回展開用の櫛を使わなかったので展開に苦労してしまいましたけど、
順序良くぐいぐい引っ張ったら無事展開できました。
サイズ的には悪くないようですね。

P1020953_縮小

最終的にはひっくり返して育苗トレーに入れます。
この状態で土を詰め、穴をあけ、種をまき、そして覆土します。
そこまでやってこの展開板の役目は終わりです。

P1020940_縮小

これがあると土詰めはとっても楽。
展開板ない状態で土を詰めることはまず不可能じゃないのかな。
それくらいこの展開板は重要なものになってます。
そういうわけで今回の展開板制作になったわけよ。
うまくできてよかったわ。


P1020897_縮小
P1020943_縮小
P1020942_縮小

農場では小さかった玉ねぎやネギ苗が順調に育ってきています。
この展開板によってようやく自分のねぎ播種ができるので、
農場のねぎからは遅れ放題ですがなんとか秋収穫に間に合うような育苗をしていきたいですね。
この展開板によってもたらされる効果は計り知れないですからね、
いい資材を製作できたかなーと思いますね。


2019-03-22(Fri)

ナスはひと手間多い

スイカの接ぎ木も始まり苗づくりの繁忙期に入り始めました。
今年は農場でのスイカ以外の育苗が少なくなりまして、スイカ一点集中という感じ。
その中でも少しは苗づくりがあるもんで、その一つのナスの台木いじりをしました。

P1020918_縮小

ナスの台木って他の台木と違いひと手間多い。
トマトやスイカは台木も穂木もまいたら1回で接ぎ木ですけど、
ナスに関しては台木を1度大きいトレーに鉢増しするんですよね。
最初にまいたのは288穴トレー、大きくするのは72穴トレーです。

P1020923_縮小

小さいトレーはかなりの量があるので鉢増しすると場所がものすごいことに。
しかも結構優秀な発芽率で1440のうち1368を鉢増し。
とんでもない優秀っぷりだ(笑

P1020921_縮小
P1020922_縮小

こういう鉢増しも人による癖ってのがはっきりある。
どっちにしろ台木はぶった切って接ぐのでしっかり活着さえすればいいんだけども。
これに合わせて種まきもしたので、ようやくナスの接ぎ木もできるかなーというところ。
ちょっとナスはめんどくさい。
同じナス科でもトマトの生育の速さはかなりなんだなーとこれをやって思った。
ナス科ってホント生育差が様々だね。


椎たけ夫のブログへようこそ
シイタケ
取り扱い物
椎茸大サイズ
原木生椎茸については画像をクリック↑

乾燥しいたけ 小粒 乾燥椎茸 小粒  210円

乾燥しいたけ 大粒 乾燥椎茸 大粒  420円

乾燥しいたけ スライス
乾燥椎茸 スライス  370円

クリックで拡大します。参考にしてください。
ご注文はメールフォームからどうぞ。
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事
検索フォーム
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール

椎たけ夫

Author:椎たけ夫
秋田の山奥で原木椎茸を栽培しています。
鉢植えで果樹なんかも育てています。

現在本で農業について勉強中。

写真はセキセイインコの「ピースケ」

カレンダー
07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
カウンタ
ぽちっとお願い
ランキング参加中!
にほんブログ村 花・園芸ブログ きのこへ
にほんブログ村
にほんブログ村 花・園芸ブログ 果樹のみ(家庭菜園)へ
にほんブログ村