2012-03-30(Fri)
2012年のペナントが幕を開けました。
私が応援しているのは「
ヤクルトスワローズ」です。
去年は終盤大失速して優勝できませんでしたが、
今年は何としても優勝してもらいたいです。
さて今日の対巨人戦。
秋田出身の小さな巨人、石川投手が好投。
あと少しでノーヒッターだったんですが惜しくもならず・・・
ただ4-0の完封勝利。
ヤッホーイ抑えの林さんが不在ですが、
バーネットがいるで、なんとかなるべぇ。
明日も頑張れヤクルト!!
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2012-03-30(Fri)
なま暖かい風が吹いています。
おとといまでと打って変わって気温がやけに上がった当地。
歩道に積もった雪が消えてなくなりました。
さて、連日のフル操業で体にガタがきているので
今日は仕事終わりに行きつけの整骨院に行ってきました。
仕事が長引いたので受付ギリギリ。
背中と腰に電気をかけてもらい、その後マッサージ。
で、例のボキボキ鳴らすやつです。
テレビでウエンツとDAIGOがやられてましたけど、
あれほんとにすごい音が鳴るんですよね・・・
もう慣れましたが、行くたびに「バキバキッ」という豪快な?音が鳴ります。
あんだけ鳴らして大丈夫なんでしょうかね?
ここで働いている人が、実は高校の同級生で
4月から東京に行って働くとのこと。
ナイスタイミングなのか今日が最後と言うことだったので、
財布に隠していた「7つ葉のクローバー」を餞別にあげてきました。
花言葉は「最大の幸福」「健康運」「必勝祈願」らしい。
30までに開業したいと言っていたので、ある意味ベストなものなのかも・・・
毎度毎度こりまくった体をほぐしてもらい感謝感謝。
新天地でも頑張ってもらいたいものです。
2012-03-28(Wed)

写真は2年前の時のものです。
この量で1400~本の原木です。
よく見ると、切り口の色が違うので、運びきらないうちにまた来た
という事がわかります。
こんな感じでどんどん来てくれればいいんですが・・・
今日は原木は来ませんでした。
天気も悪く、原木が乾かないので一苦労です。
なんだか愚痴ばっかですが、死活問題ですからね、
どうにかならんもんですか・・・
2012-03-27(Tue)
山内に冬が再来しました。
ここ数日雪が降り続いております。
気温はかろうじてプラス。
そのせいか、湿った重い雪が降り続きます。
そんな中、髪を切ろうかどうか悩んでいます。
私、生まれてこのかた坊主以外の髪型にしたことがありません。
つまり、今の天候だと髪を切ると凍えてしまうんです。
ただ天然パーマの強力版の私の髪。
去年の年末から放置したせいでヘルメットのようになっています。
私は家で髪を切るんですが、
あまりの髪の量にバリカンの歯が立たない、なんてこともしばしば。
今の状態でもかなり危険なんですがねぇ。
体調がおもわしくない状態で髪切る
↓
寒さで凍える
↓
風邪をぶり返す
という負のスパイラルは避けたいところ。
頼むから天候が改善されることを祈ります。
ワカメちゃんもみあげを切りたいんだオレは!
2012-03-27(Tue)
ここ最近、原木が良く届くようになったので
昨日から今年初のフル操業が始まりました。
フル操業しても、植菌本数は多少の増。
あれ?
私、ヒーこら頑張ってんだけども・・・
疲労感半端ないんですけども・・・
って実は割り増しで種打ってるからなんだけどー
今年の植菌する品種は全部が年内発生。
早く菌を回す(ホダ化させる)ために多めに種を植えるんっす。
本当は年内発生させる場合、遅くとも3月中に植菌を終わらないとならないんですがね
原木来なけりゃね、どうしようもありません。
さてそんなこんなで、フル操業が始まりました。
体力的にかなりきついですが、がんばりマッスル。
2012-03-24(Sat)
あれこれ番外になってしまうけど、
今回は「ホームセンターで売られているホダ木はいいか?」
を取り上げたいと思います。
この時期になると、ここら辺ではホダ木を売り始めます。
場所によってはもっと早くから売り出す地域もあるかと思います。
そんなホダ木ですが、買って椎茸が出なければ意味がありません。
そこでどんなものを選ぶべきなのかを考えたいと思います。
まずホダ木を見ると、大体は成形駒です。
「成形駒」は別の機会に説明しますが、発砲スチロールのふたが付いているので
穴に白いふたがついていればそうです。
また、列がバラバラなので手作業であることもわかります。
機械の場合、4連ドリル、または6連なので
均等な間隔で穴が開いています。
さて上の情報はどうでもいいよって感じですが、
購入する場合のポイントを説明します。
①穴から発生した跡があるか?
大体のホダ木は昨年植菌したもので、
今年の春に自然発生する木です。
去年植菌したものなので、昨秋自然発生していることがあるという事です。
植菌年の自然発生は、大体が植菌穴発生で
成形駒の場合、ふたがとれて発生跡があります。
発生跡は、丸くくぼみ黒っぽくなっています。
まあ成形駒の場合は、ふたがなくなっていたらすぐわかると思います。
発生跡があるという事は、椎茸菌がしっかり原木に回り
「ホダ化」ができていることなので、まずはこれをチェック。
(ウチの5kのように発生するけどホダ化がきちんとできていないこともあるので注意)
②ホダ木を触って皮が浮いてないか?
椎茸菌が死ぬと、皮が浮いてきます。
枯れた木の皮がはがれるように、ホダ木も皮がはがれます。
まあこういった木は早々ないと思いますが、
販売し始めてから時間がたって、菌が死んでしまう場合もあるので
一応チェックしておきます。
③雑菌がついていないか?
椎茸菌は雑菌に弱いとされます。
ただ、マイタケとかクリタケの様に弱くはないですが。
雑菌は小口(切断面)に着きます。
この切断面が緑っぽいとかであれば雑菌が付着しています。
雑菌といっても、この場合「椎茸のホダ木に付着する椎茸菌を害する菌」とでも言いますか、
自然界では立派な「分解者」の役割を持った菌ですので・・・
これも、販売する前に気付いて除かれるとは思いますが
万が一あるかもしれませんので・・・
さて上のように3つあげましたが、
究極にいえば、皮を少し剥いて真っ白であれば・・・
なんて言うチェック法もありますが、売り物ですので
この方法は禁じ手ですのでご理解を。
椎茸農家なので、市販のホダ木を買うという事はしませんが
一応しっかりしたものであれば発生しないことはないと思います。
買った分もとがとれるかは微妙ですが・・・
出ないとすれば、ホダ木のせいというより
管理が悪いのでは?と思います。
椎茸菌は直射日光を嫌いますし、ある程度の水分も必要です。
置き場所であったり、水やりであったり
放置しとけば出てくれるというものでもありません。
(山林であれば放置でもいいです)
やっぱり生きものですので、多少世話が必要です。
さて、長くなりましたが「ホームセンターホダ木」がいいかどうかは
私にはわかりかねます(汗)
2012-03-22(Thu)
春分すぎて、春近し・・・と思いきや
今週の天気は大荒れです。
おとといは雪、昨日大雪、今日大雨。
もうわけがわかりません。
明日も午後から雪の予報。
週末も雪。
原木運んでくる運転手さんが、
「今年は夏がこねぇ」
と言っていましたが、あながち間違いじゃないような気が・・・
そういえば、この辺って半年雪があるんですね。
11月後半から、4月半ばまで。
よく考えると恐ろしい地域ですね。
もう雪はたくさんだで、春よ早く到来してちょ―
2012-03-22(Thu)
昨日今日と、ようやく原木が届きました。
実に5日ぶりに植菌作業再開です。
今日は、8~9割のペースでやれたので
350本近く植菌できました。
でもまあ今年は、まだ1度もフル稼働してない(できない)ので
なんとかしてもらいたいものです。
久しぶりの稼働でしたが、
休暇とったせいか機械の機嫌が良くて、
ことのほかスムーズにできました。
明日からもこの調子で機嫌良く稼働してくれれば・・・
2012-03-20(Tue)
先日、横手に買い物に行った時ホームセンターでブルーベリーが売っていました。
この時期になると、広告に「ブルーベリー苗 698円」
というのがついてくるんですが、
いかんせんこのあたりはまだ雪だらけですから、
売れた形跡はありませんでした。
私はブルーベリーを栽培し始めて4年目になりますが、
最初の苗はホームセンターで購入しました。
品種は、
「ブルーレイ」
「ブルークロップ」
「シャープブルー」
「パトリオット」
「デューク」
の5品種。
育てる分には問題はなく、ずいぶんと大きくなったんですが
いろんなブログを回って品種を調べると
全部品種が間違ってました。
実際は「ブルークロップ」→ 「ブルーレイ」
「ブルーレイ」→ 「ダロウ」
「シャープブルー」→ 「ルーベル」
「パトリオット」→ 「品種不明」
「デューク」→ 「品種不明」
とまあ散々なものでした。
一応、「パトリオット」2本の内1本は本物らしかったんですが
結果的にブルーレイだったものを除けば、9本中6本は偽物。
ホームセンター苗の品種同定はかなり曖昧です。
今回立ち寄ったところでは、ぱっと見間違いの無い「ミスティー」意外わからなかったですが、
契約が必要なはずの「オザークブルー」があったのには驚きました。
ブルーベリーを育てようと思う方がいたら、
品種はどれでもいい人はいいですが、
そうでなければ、ホームセンター苗は敬遠した方が無難かもしれません。
2012-03-20(Tue)
今週は雪で始まりまして、春分の今日も雪であります。
季節の変わり目で一日一日気候が変わるので、
体調管理に気をつけたいところ。
しっかり風邪気味です(笑)
さて、仕事は休業しませんが、原木が来ないので
植菌作業は3日ほど休業中。
今日も来なかったので明日も休業。
今年の植菌は、ほとんどが年内発生用。
早く植菌しないと菌が回らなくなるので大変です。
早く来てくれ
原木屋サーン
2012-03-15(Thu)
植菌作業は毎日たらたらと進んでいますが、
原木が一向に来ません。
3回分約1800本来ていますが、
今日の時点で植菌本数が1700本を超えてしまいました。
明日の午前中に来なければ、作業ストップです。
たとえ来たとしても、
・原木をトラックから降ろす
・原木をハウス内に入れる
・原木を乾かす
の3工程があるので、さっそくに植菌作業ができるわけではありません。
最後の「原木を乾かす」ですが、
自動植菌機を導入したので、濡れていると
封ろうがはがれてしまうので乾かさないとなりません。
成形駒や種駒時代だとそんなことお構いなしだったんですが・・・
今年入山しているところに木が少ない(原木として出せるもの)らしいですが
なんとか持ってきてもらわないと・・・
20000本植菌したときのように1カ月休みなし、
とかなりそうで怖いです。
2012-03-13(Tue)
こんなネタ、面白いなぁと思う人がいてくれたら幸いですが・・・
私はたまに、本当にどうでもいいことが気になったりします。
それが今回の「ず」と「づ」についてです。
これはまあ普通に日本語では気にならないんですが、
英語を日本語にした時に発生します。
その英語が「FOODS」
これを日本語にした場合
・フーズ
・フーヅ
どちらなんでしょ?
味の素(Ajinomoto General Foods)は
味の素ゼネラルフーヅとなっていますし、
Hagoromo Foodsは
はごろもフーズです。
大体は「ズ」が多いと思いますが(friendsはフレンズ)
この「DS」(任天堂じゃないよ)のつく場合はどうするんですかね?
そもそも日本語には「じ」と「ぢ」のように
同じ音の文字があるので、どっちでもいいんでしょうか?
誰か知ってたら教えてください。
2012-03-13(Tue)
今日ようやく植菌本数が1000本を突破しました。
相変わらず作業スピードがカメのようですが、
今日は300本近く出来たので、少しずつギアは上がってきているようです。
ただ、やはり原木が来ないのでこれ以上スピードを上げられないもどかしさ。
去年の今頃の1/4程度の進行具合です。
原木が来ないやら、きのこが少ないやら
現在の状況は最悪です。
2012-03-11(Sun)
私がこの地震を体験する前に体験した大きな地震といえば、岩手宮城内陸地震だ。
この時も、ホダ木の運搬でハウスの中にいたので(ハウス内とはいえ下は地面)
建物内で大きな地震を体験したのは東日本大震災の余震が初めて。
建物内での地震は本当に怖い。
柱はギシギシ、物が落ちる。
外で発生して本当によかったと思うほどだ。
今回の大地震では、私たちが普段どれだけいい生活をし
どれだけ備えというものをしていなかったかがわかったと思います。
ウチでも
・電灯がなかった、あっても電池がない
・携帯電話を充電するすべがない
・備蓄食糧(カップ麺や缶詰など)がない
などのことがありました。
いかに買いに行けば手に入る、という生活をしていたかわかります。
また、電気が使えないと何もできないことも問題でした。
これは本当に深刻でしたね。
これだけで都市機能が滅茶苦茶ですから。
ウチの周りはほとんどプロパンなのでガスを使って煮炊き出来ましたが、
近所にオール電化の家があって、ガスコンロのガスがないと何もできなくなる
と困っていました。
全てがデジタルになっていいか疑問です。
反射式ストーブが震災後バカ売れしたように、
必ず「アナログ」は必要だと思います。
原発事故で、電気のことでいろいろ議論されています。
節電と言われ、なんとかやりくりしてましたが
結局なんともなく、どれだけ電気を無駄遣いしてたかがわかっただけでした。
日本人は当たり前のレベルが高いなぁと改めて思います。
水道をひねれば飲める水が出る。
コンビニでは何でもそろう。
どこに居ても携帯がつながる。
こんな生活ばかりだったから困った、という事もあるかと思います。
楽をするのは悪いとは言いませんが、
楽ばかりするとこういうときにしっぺ返しが来るんだと思います。
不自由なこともある方がいいこともあるんでしょう。
2012-03-11(Sun)
3・11 東日本大震災から366日。
もう1年がたった。
いまだに行方不明な人もいる。
あの時皆さんは何をしていただろうか?
2011・3.11 14:46 地震発生。
あの時私は、一人植菌作業をしていた。
私は仕事中携帯電話を持たないので、緊急地震速報は知らなかった。
植菌機を稼働していると揺れが始まった。
縦揺れではなく、大きな振幅の横揺れだった。
ハウスの中なので直接地面に立っているため、それほど怖くはなかった。
一応植菌機が倒れないように支えながらやり過ごしていると
植菌が終わり機械が原木を放して数秒後電源が落ちた。
外では両親と原木を運んでくる運転手が原木を降ろしていた。
原木を積んだトラックがやけに揺れるなという事で気づいたらしい。
それほどまでに外にいて当地で感じる揺れは大したことはなかった。
原木を降ろし、小屋の中で携帯ラジオで大地震であることを知った。
建物の中にいると、余震が起きるたびに嫌な音がした。
電気が使えないため、この日は早々に帰宅。
ウチでは電気が使えないだけで、水道もガスも使えた。
ガスはプロパンだからだ。
水道は山奥からの高低差で流しているためだったと思う。
ストーブも反射式のものを使っていたので暖もとれた。
マメタン式コタツを使っていたので暖がとれた。
ガス釜があったのでご飯が炊けた。
ぶっちゃけ、電気がないだけで普通の生活ができた。
ただ風呂には入れなかった。
次の日の午後に電気が復旧。
テレビを見て愕然とした。
街がないのだから。
幸い秋田県では死者がいなかった。
大槌町に旅行にいっていた老人たちも無事だった。
県内では何度も報道されるが、大槌町の人たちには本当に感謝している。
この地震では、多くの人が死に、多くの街が流され
そして何より多くの問題が表に現れた。
当たり前の生活がどんなにすごいことだったか。
人間体験しないと理解ができないものだ。
この経験を糧に生きたいものだ。
2012-03-10(Sat)
今年は、畑で物を作ろうかなと思っています。
というのも、ウチの婆さまが結構なお歳になられて、
流石にまかせっきりにはできなくなったという事もあります。
私自身、4年前からブルーベリーの鉢植えをやり始めまして、
育てるって面白いなと思うようになりました。
それから、イチゴやクランベリー、カシス、プルーンなど様々なものに手を出し
今じゃ玄関は鉢だらけです。
今年も何か導入しようかと思案中です。
いろいろと育ててみましたが、「イチゴ」がやたら難しかったこと、
葉物に着く青虫が尋常じゃないことは学習しました。
葉物といっても、プランターでちょっと育てた「ルッコラ」ですが、
ほんとうに「あっ」という間に食いつくされました。
そんなこんなで、農業についての知識ってこれっぽっちもないんですが
まあ初めは婆さまの手伝い程度から始めたいと思います。
収穫できたらおいおい紹介します。
2012-03-10(Sat)
昨日原木第二陣が来まして、ようやく本数がそろいつつあります。
そんなこんなで植菌作業も7割ペースでやっております。
フル操業で10時間連続稼働(8~18時)ですが、
今はまだ、原木の量がないのでそこまでの操業はしません。
昨日今日でようやく500本を植菌しました。
500本はフル操業した際の1日の目安です。
まだたたらたらやっているのがわかるかと思います。
ただね、200そこいらとはいえ手直し率100%の重症。
やたら重い原木相手に6時間立ちっぱなしで作業。
体がね、しんどいんです。
フル稼働した後だと、家に帰ると何もできなくて寝ます。
THE肉体労働ですよ。
あと一カ月ほどこの地獄のような日々は続きます・・・
2012-03-08(Thu)
いやはや気温がプラスだとこんなに雪って解けるんですね。
きのこハウスへ続く道の氷がすべて解けました。
今度からチャリ通ができそうです。
ただ来週はまた雪が降るらしいですけど―
原木は来ませんが、この間来た600本だけでも植菌してしまおうという事で
試験運転を兼ねて今年の植菌がスタートしました。
ウチでは、数年前から全自動植菌機というものを導入しまして、
原木をセットすれば後は機械がやってくれちゃうんです。
ただし、種の補給やら封ろうの補給はしないとなんないんですが、
これだと一人で作業ができるので、人件費がかからなくていいです。
今年度の機械の塩梅は・・・最悪でした。
この機械、機嫌がいいとすんなりやってくれるんですが
封ろうが出なかったり、種が出なかったりと散々です。
今回は種の方。
種が水っぽいというのもあるかとは思いますが、
ムラができて、結局自分で手直しをしなくちゃなりません。
今日は3~4時間ほどの作業だったんですが
出来た本数が78本。
一時間当たり50本くらいのペースがベストなので
全く話にならないペースです。
これで78/13000。
まだまだ道のりは険しいです。
2012-03-06(Tue)
作業の紹介です。
ウチでは、木を「よせる」「並べる」「浸ける」がセットになります。
今日は「よせる」を取り上げます。
木をよせる。
これは、発生が終わった原木を休ませるために
「休養舎」と呼ぶハウスに運ぶことです。


このような特殊加工?された一輪車を使って運びます。
ちなみにこの一輪車は3号機です。
以前からずっと使っていた1・2号機は非力な時の私が壊しました。

このように、うまく乗せれば20~30本くらい運ぶことができます。
1本5キロ計算で100キロ程度です。
でも持ち上げて運ぶわけではないので、実際はそこまで重くはありません。
ただ、タイヤにかかる負荷は相当で、
去年だけで4本ダメにしました。
(うち2本はパンクじゃなくて破裂)
安モンのタイヤだからなのかもしれないけどダメになりすぎです。
現在この一輪車にはノーパンクタイヤが装備されています。
(ノーパンクタイヤでさえ耐えきれず裂けることが・・・)

さて、こうして一輪車に乗っけて約100メートルほど先の休養舎へ。
上の写真のように木を組んで置いていきます。
組むのは最初と最後だけ。
高さは150~160センチです。
ウチでは場所がないため高めにおいています。
この作業を一日約16往復します。
多いともっと運ぶ時がありますが、ものすごく疲れます。
夏は汗だくです。シャツ絞れます。
でもまあこれが基本ですね。体動かしてなんぼですんで。
運搬車使えよ、と言われそうですが
実はこれの方が早くできたりするんでね・・・
もうこれが当たり前です。
2012-03-06(Tue)
今日、ようやく原木が来ました。
でも、まだ1回。
600/13000です。
今日来た原木は、どれも皮が厚くあまりいいとは言えませんでした。
今年の原木の無さがわかるようなものでした。
次に来る予定は未定です。
話によれば10日過ぎとか。
今年の植菌はいつになったら始められるのでしょうか・・・
2012-03-03(Sat)
品種紹介第一弾。5K16について紹介したいと思います。
この5K16。(うちでは5Kと略しているので5Kと書かせてもらいます)
現在は森産業が販売している、周年性の菌です。
「現在は」となっていますが、もともとは
「明治製菓」が販売していた菌です。
「チョコレートは明治」のあの明治製菓です。
明治製菓が椎茸の菌を作っていたことはあまり知られていないと思いますが、
ウチでは、オヤジさんが椎茸栽培を始めてからずっと
明治の菌を使っていました。
しかし、明治がきのこから撤退し、その菌を買い取ったのが「森産業」です。
現在は数えるほどしか明治の菌は残っていませんが、
その数少ない内の一つがこの「5K16」という品種です。
ウチでは、長年にわたって主力を務めてきた品種です。
この5K。
種菌会社の人が「異常だ」というほど大きいきのこが出ます。

これは自然発生したキノコです。
5Kは、おもに植菌翌年の秋から使い始めるので
植菌翌年の春と秋の二回自然発生します。
自然発生したキノコというのは、大概大きいきのこになりますが、
この5Kは肉の厚さや大きさなど、すべてにおいて規格外です。
この写真のキノコは20センチ少々ですが、
私がとった最大のきのこは、30センチ弱ありました。
また、自然発生したキノコの量も多く、
一日で300~400キロ(正確にはわからないのでもっとあったかもしれない)くらい採ったこともあります。
浸水発生でも大きいきのこが採れ、

大きいゴロゴロしたものが採れます。(これは2回目の浸水発生)
ただ近年、種の様子がおかしくなり

(私の手の大きさは18センチなのできのこの小ささがわかると思います。)
肉の無い薄っぺらなもの、小さなものが発生するようになり、
最悪、まったくきのこが発生しないといったこともあり
今年からウチでは植菌を見合わせることにしました。
北海道などでも同じような形状異常が起こっており、
ウチだけの問題ではないようです。
現在、菌床でもこの5Kが栽培されていて
写真を見ると以前原木で採れたこれぞ5Kというきのこが採れているようです。
時代の移り変わりで、きのこも変わってしまったのでしょうか・・
2012-03-03(Sat)
最近天気が良くて雪解けが進んでおります。
降雪がなく、やっぱり少しずつ春が近づいています。
それでもやっぱり、降り積もった雪の量があるんで
早速に畑仕事ができるようにはなりません。
それもそのはず、こっちの除雪は人んちの田んぼや畑に雪を飛ばすからです。
この地域は、道路沿いに家が密集してないんですね。
片側に家、片側に畑みたいなもんなので、
畑側は格好の雪捨て場になります。
とは言っても人んちの土地ですから、他のうちの人がそこに捨てるってことはなく、
あくまで道路の除雪の人が雪を飛ばしているだけです。
まあ雪捨て場がないと頭を抱える自治体がありますし、
土地の所有者も黙認するんでしょう。
とはいえウチの前にある畑には、3~4メートルの雪があり、
すべて解けるには相当な時間がかかります。
まだまだ春は遠そうです。
2012-03-01(Thu)
今日は快晴の当地。
太陽ってすげぇ、と思うほど日差しがたっぷりと降り注ぎました。
さて、例年であればもうとっくに植菌作業が始まっているんですが、
今年はまだ原木が到着してません。
横手市内でも、一番遅く植菌作業が始まるウチですが、
他の場所にもまだ完全に配送されてないようです。
去年は2月19日に原木が来ていて、
2月中に3000~4000本に植菌し終えていたので
今年は作業がかなり遅れそうです。
なぜ原木が来ないのかといえば…
たぶん他の県に回されているものがあるからだと思います。
単に今年の作業場所に原木に使える気が少ない、
という事もあるかとは思いますが、
何せ今年は福島産の原木が使えないですからね。
他の地域の人は、原木を確保するのが大変らしいです。
(福島産の原木は年間100万本くらい使われるらしい)
そこで、他県に流れてるのでは?という事が思いつくわけです。
今年は、県内の原木をちゃんと確保するとの話があったらしいですが
まだ1本も入ってきてないので本当に大丈夫か?と心配になります。
これ以上大幅に遅れることの無いよう、祈るしかありません。