2013-09-21(Sat)
本伏せとは? ①木を組む
原木に菌を活着させる仮伏せ。
それができたら今度は本伏せという工程に入ります。
本伏せというのは椎茸菌を原木全体に蔓延させてホダ化させる作業のこと。
原木栽培では通常2夏ほどこの工程が続きます。
2夏とは植菌年の夏とその翌年の夏超えるまでのこと。
つまり約18カ月くらいでしょうか。(4月から翌年の10月くらいまでとして)
現在では植菌年発生という、
ホダ化を促進させ約6カ月程度で収穫を始める方法もありますが、
それはあくまでハウス栽培の方の事なので、
自家栽培では一般的ではありません。
自家栽培ではそんなに急いでもいい事はありませんので、
じっくり栽培する事をお勧めします。
今回はその本伏せする際の木の組み方について。
木を組むといっても家庭でやる場合は量が少ないため
それほど組むという事はないかもしれませんが、
ある程度の量がある場合のことという事で。

基本的な組み方、井桁組みというものについてです。
まず地面に直接置かないようにブロックを用意。

それに木を2本置きます。
この2本がすべてを支えるので、
なるべくしっかりしたものが良いですね。
細い場合雪が降る地方では折れてしまう事があります。

2本の上に木を間隔空けておいていきます。
この時バランスを考えないとぐらついてしまいます。
端は太め、中は細めがいいです。
本伏せは仮伏せの様にギュウギュウにはおきません。
なるべく間隔をあけます。
1段約5本くらいがベストですね。

並べたらさらに上に組んでいきます。
この時ます目が「井」の字に見えるので井桁組みです。
隙間があるため、きのこが発生しても収穫ができます。
ギュウギュウでは収穫できません。

これを続けていき、最終的に1メーターくらいまで高くしたら完成。
大体8段から9段、42~47本くらいの山になります。
5,6段でも大丈夫です。
ある程度の量がある場合はこれが便利ですね。
場所をとらず、コンパクトにまとめることができます。
組み方というのは沢山種類があるんですが、
一般向けだと簡単なものをチョイスした方がいいですね。
簡単なものをもう一つ紹介。

このように組む方法です。
最初は立木に立てかけるなどして、
後は交互に斜めに組んでいきます。
これだと道具もいりません。
非常に簡単ですね。
このようにして、本伏せではある程度の隙間をあけて木を組みます。
こうすることで風が抜け、ホダ木にある余分な水分を抜き、
菌が回りやすい状態にします。
もちろん乾燥し過ぎると菌は死んでしまいますので、
雨などで水分補給できない場合は、散水してやる必要はあります。
さて次は本伏せ中の天地返しの事について。
これはまた次回。
それができたら今度は本伏せという工程に入ります。
本伏せというのは椎茸菌を原木全体に蔓延させてホダ化させる作業のこと。
原木栽培では通常2夏ほどこの工程が続きます。
2夏とは植菌年の夏とその翌年の夏超えるまでのこと。
つまり約18カ月くらいでしょうか。(4月から翌年の10月くらいまでとして)
現在では植菌年発生という、
ホダ化を促進させ約6カ月程度で収穫を始める方法もありますが、
それはあくまでハウス栽培の方の事なので、
自家栽培では一般的ではありません。
自家栽培ではそんなに急いでもいい事はありませんので、
じっくり栽培する事をお勧めします。
今回はその本伏せする際の木の組み方について。
木を組むといっても家庭でやる場合は量が少ないため
それほど組むという事はないかもしれませんが、
ある程度の量がある場合のことという事で。

基本的な組み方、井桁組みというものについてです。
まず地面に直接置かないようにブロックを用意。

それに木を2本置きます。
この2本がすべてを支えるので、
なるべくしっかりしたものが良いですね。
細い場合雪が降る地方では折れてしまう事があります。

2本の上に木を間隔空けておいていきます。
この時バランスを考えないとぐらついてしまいます。
端は太め、中は細めがいいです。
本伏せは仮伏せの様にギュウギュウにはおきません。
なるべく間隔をあけます。
1段約5本くらいがベストですね。

並べたらさらに上に組んでいきます。
この時ます目が「井」の字に見えるので井桁組みです。
隙間があるため、きのこが発生しても収穫ができます。
ギュウギュウでは収穫できません。

これを続けていき、最終的に1メーターくらいまで高くしたら完成。
大体8段から9段、42~47本くらいの山になります。
5,6段でも大丈夫です。
ある程度の量がある場合はこれが便利ですね。
場所をとらず、コンパクトにまとめることができます。
組み方というのは沢山種類があるんですが、
一般向けだと簡単なものをチョイスした方がいいですね。
簡単なものをもう一つ紹介。

このように組む方法です。
最初は立木に立てかけるなどして、
後は交互に斜めに組んでいきます。
これだと道具もいりません。
非常に簡単ですね。
このようにして、本伏せではある程度の隙間をあけて木を組みます。
こうすることで風が抜け、ホダ木にある余分な水分を抜き、
菌が回りやすい状態にします。
もちろん乾燥し過ぎると菌は死んでしまいますので、
雨などで水分補給できない場合は、散水してやる必要はあります。
さて次は本伏せ中の天地返しの事について。
これはまた次回。
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