2013-12-11(Wed)
本伏せとは? その2・天地返し編
本伏せの組み方から、次は天地返しへ。
天地返しというのは、読んで字のごとく、
上部と下部を入れ替えること。

仮伏せから組んだホダ木を、
上部と下部を逆にして組みかえます。

このように上部と下部を逆さまにするので天地返し。
これは菌回りを均一にすることが目的です。
そのままにして組んでおいても菌は回りますが、
どうしても上部の方が暖かく、菌回りが促進されます。
そのため、組んだ下側の物は菌回りが悪くなる場合があります。
それを防ぐために、1度は天地返しが必要になるわけですね。
組んでいた場合は上記写真のように組み直しですが、
1本1本立てている場合は、ひっくりかえせばOK。

↓ ↓

分かりやすいように芽のついたものでやっていますが、
実際きのこが発生している物を天地返しすることはしません。
きのこが出ている物をひっくり返すと、
きのこが再び元に戻ろうと育つため、
非常にねじ曲がったいびつなキノコができてしまいます。
そのため天地返しはきのこの出るまでの間に行います。
こうして本伏せに入ってから、早ければ植菌年の秋、
もしくは次の年の春の自然発生まで間に、何度か天地返しを行います。
手をかけた分だけホダ木はよくなるとも言われます。
余裕があれば1カ月に1回程度行うとよいかもしれません。
そこまで手をかけられなくても、最低1回は行いましょう。
ここまでで、原木に菌を回す作業は一通り終了。
次からは発生に向けての作業です。
天地返しというのは、読んで字のごとく、
上部と下部を入れ替えること。

仮伏せから組んだホダ木を、
上部と下部を逆にして組みかえます。

このように上部と下部を逆さまにするので天地返し。
これは菌回りを均一にすることが目的です。
そのままにして組んでおいても菌は回りますが、
どうしても上部の方が暖かく、菌回りが促進されます。
そのため、組んだ下側の物は菌回りが悪くなる場合があります。
それを防ぐために、1度は天地返しが必要になるわけですね。
組んでいた場合は上記写真のように組み直しですが、
1本1本立てている場合は、ひっくりかえせばOK。

↓ ↓

分かりやすいように芽のついたものでやっていますが、
実際きのこが発生している物を天地返しすることはしません。
きのこが出ている物をひっくり返すと、
きのこが再び元に戻ろうと育つため、
非常にねじ曲がったいびつなキノコができてしまいます。
そのため天地返しはきのこの出るまでの間に行います。
こうして本伏せに入ってから、早ければ植菌年の秋、
もしくは次の年の春の自然発生まで間に、何度か天地返しを行います。
手をかけた分だけホダ木はよくなるとも言われます。
余裕があれば1カ月に1回程度行うとよいかもしれません。
そこまで手をかけられなくても、最低1回は行いましょう。
ここまでで、原木に菌を回す作業は一通り終了。
次からは発生に向けての作業です。
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