2017-10-13(Fri)
市場の原木椎茸の評価って?

先週研修に行って丸1週間ですね。
ちょうど1週前に市場の研修に行ったんですがね、そこで1つくらいは質問しろと言われていたので、
自分の家で出している原木椎茸について聞いてみたわけですよ。
・原木椎茸は生産量が少なくなってきてますけど、市場の評価ってどんなもんなの?
地元JAでも大田市場との原木椎茸の取引があるので聞いてみたんですが、
意外と市場の評価って高くないようですよ。
というのも、やっぱり生産量が安定しないという点と、
菌床の質が高くなってきているという点でそうでもないということになるらしい。
原木椎茸の方がうまいとかいう巷の評価はありますが、
市場からすればやはり荷物の量が優先事項としてあるみたいですね。
なので原木椎茸はセリというよりも相対評価で価格を先に決めて扱われてるようです。
へ―そうなのか―って感じでした。
もう一つ言われたのが、
椎茸はみんな原木だと思ってる人が多いよってこと。
これは椎茸に限ったことではないですけど、
今の時代作物がどうやってなっているかを正確にわかる人って少なくなってるみたいですね。
なので原木をうたっても普通だと思う人がいるんだそうな。
だから作物に関してはしっかりとどうやって育ってるかを教える必要があるよ、と。
原木もそういうところからやってくといいと思うとのこと。
そんなことで原木椎茸作ってますが、市場に出す意義ってあんまりないよな―と思った次第(汗
それならば市場の分をうまく目に見える範囲で少しでも販売できるようにした方がいいなーと。
それこそ今回の研修で感じた、試食での味覚ダイレクト作戦でどこぞに出向いて売りさばくのは手だ。
市場に出して評価されるものとそうでないものってあるんだなーと思ったのが今回の研修の意義でしょうかねぇ。
スポンサーサイト