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2014-02-09(Sun)

フォアグラの件でみる食育

先日コンビニ弁当にフォアグラ弁当が出る。
しかしながらフォアグラを作る過程が残酷との理由で、
抗議が出された結果販売中止に追い込まれた。

フォアグラはアヒルやガチョウの肝臓。
餌をたくさん与えることで肝臓に脂肪が蓄積されてできる。
いわば脂肪肝なのだ。

今回はこの餌やりの方法が残酷だという抗議が22件で販売中止となった。

ちょっとこの件を踏まえて食育について考えてみたいと思う。


食育は、
国民一人一人が、生涯を通じた健全な食生活の実現、
食文化の継承、健康の確保等が図れるよう、
自らの食について考える習慣や食に関する様々な知識と食を選択する判断力を
楽しく身に付けるための学習等の取組みを指す。


2005年に成立した食育基本法においては、生きるための基本的な知識であり、
知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきもの、と位置づけられている。
単なる料理教育ではなく、食に対する心構えや栄養学、伝統的な食文化、
食ができるまでの一次産品および二次産品の生産についての総合的な教育のことである。



上記の通り、
食育とは生きていくためにとる食物がどのようにしてできるかなど、
食についてのさまざまな事を学ぶものである。

その点で考えると、フォアグラはどうなのかってことだ。


フォアグラは最初は作ろうと思ってできたものではないはずだろう。
肉を食べるために肥育した鳥の肝臓がうまかったので、
これをどうにか効率よく生産できないかという事で技術が確立されたわけだ。
今回はこの技術が問題視されたわけで。

しかしながら、現代の食ってこうした技術革新の上に成り立っているわけでして、
フォアグラの作り方が残酷なのであれば、

・本来食べるべきでないものを食べて肥育される牛はいいのか?
・狭い所で卵を産む機械と化している鶏はいいのか?
・狭いいけすの中で養殖されている魚は残酷じゃないのか?


現代の食を支える技術は全部否定である。
確かに生き過ぎの技術(遺伝子組み換えなど)はいけないだろう。
ただ、今回の様なフォアグラ弁当出しまーす⇒残酷だからやめろ
というのは局所攻撃過ぎて訳が分からない。


どうもこの抗議をしたのはNPO法人アニマルライツセンターという団体のようだ。
ここでは「動物はあなたのご飯じゃない」というのがあるらしいけども、
さてこれは生きている物を食べるなという意味なのか。
それでは植物は生きていないという事なのだろうか。

結局こうしてあれこれと否定をしていくと、
食べる物は何もなくなる。
まさに山にこもって仙人のように霞を食らって生きろである。

また、今回の件は食文化ということも無視されているのもある。
その地域地域に根差した食文化を含めて考えていかないといけないのではないのだろうか。



人間は食べていかないと生きてはいけない。
食べるという行為はほかの生き物の命を頂くということである。
それは動物に限らず、植物だってそうだ。
自分が生きているという事はそれらの生命の上に成り立っているという事。
そのために自分の糧となるもののでき方を知ることは重要なことだろう。


いただきます・ごちそうさま


今日もいろいろな生き物の命を頂いて私たちは生きている。

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