2014-12-23(Tue)
ホダ木の皮の下はどうなってる?良い状態と悪い状態
今日も雪です。
雪降った―とかいうネタしか思い浮かばないくらいネタに困窮し始めました(汗
横手市の降雪量は平年の3倍らしいけど、
当地山内は例年比どのくらいなんだろうか。
まあ今日の時点で1メートル超えてるようだから比較もくそもなくなってきたけどね・・・
今日はホダ木のことについてちいとばかし。
菌床だと皮の代わりにポリ袋なので、菌の状況を直接見ることが可能ですが、
原木は内部の様子を見ることができない。
なので切り口に出てる菌紋であったり、外皮の状況、
持ってみた重さや触った感触などで状況判断するわけなんですが、
今回は禁じ手の皮をめくって、内部がどうなっているのをを見てみたいと思います。
あくまで参考までにですので、あまり真似はしないでください(汗
※ こうやって皮をむくとその部分から害菌が付着することもありよくはありません。
栽培農家が今年のホダ木の出来具合は・・と調べる際は、
何本かピックアップして切断して状態を見たりします。
ホダ木の皮って重要なんです。
まずは菌がいい状態のものから。

椎茸は白色不朽菌なので、菌が蔓延していれば白くなっています。
害菌に侵されることなくいい状況のホダ木であれば皮の下は真っ白な菌が繁殖しています。
特に新ホダだとすごいですね。
やはり新しい木の方が若々しく生きがいいで白いです。

それが徐々にこのような状況になってきます。
菌が弱くなってきて白さが薄れてきます。
こうなってくるとキノコの発生量が落ち込んだり、小型化が起きてきます。
菌自体は生きているのでまだまだきのこの発生はありますが、
経営をしている場合はこういった状況のホダ木はあきらめる時期になってきます。
つまりは廃ホダ化になるような状態ということですね。

最後に菌が死んでしまって状態のもの。
菌が死滅すると白いものがさっぱりなくなってしまいます。
少しでも生きていれば皮をめくってもオレンジの様な色合いですが、
死滅してしまうとこのような色になります。
まさに枯れ木ですね。
こういっただめになったホダ木は持った際に皮が浮いています。
また水を吸っていれば非常に重くなりますし、もろくすぐに折れてしまうことも。
こうした状態になるのは、害菌にやられてしまったり、環境が悪かったりする場合ですね。
ちなみにこうなったホダ木はクワガタやカブトムシが非常に好みます。
積みあげておくとそうした虫の住処になり沢山幼虫がとれたりしますね。
一応2次利用できますね。
この様にホダ木の皮の下はいろいろと変化しているもんです。
原木から菌の活着、蔓延、丸ホダ化から発生、経年劣化で死滅。
長い期間をかけてゆっくり確実に。
見えないところで椎茸菌は動いているもんなんです。
雪降った―とかいうネタしか思い浮かばないくらいネタに困窮し始めました(汗
横手市の降雪量は平年の3倍らしいけど、
当地山内は例年比どのくらいなんだろうか。
まあ今日の時点で1メートル超えてるようだから比較もくそもなくなってきたけどね・・・
今日はホダ木のことについてちいとばかし。
菌床だと皮の代わりにポリ袋なので、菌の状況を直接見ることが可能ですが、
原木は内部の様子を見ることができない。
なので切り口に出てる菌紋であったり、外皮の状況、
持ってみた重さや触った感触などで状況判断するわけなんですが、
今回は禁じ手の皮をめくって、内部がどうなっているのをを見てみたいと思います。
あくまで参考までにですので、あまり真似はしないでください(汗
※ こうやって皮をむくとその部分から害菌が付着することもありよくはありません。
栽培農家が今年のホダ木の出来具合は・・と調べる際は、
何本かピックアップして切断して状態を見たりします。
ホダ木の皮って重要なんです。
まずは菌がいい状態のものから。

椎茸は白色不朽菌なので、菌が蔓延していれば白くなっています。
害菌に侵されることなくいい状況のホダ木であれば皮の下は真っ白な菌が繁殖しています。
特に新ホダだとすごいですね。
やはり新しい木の方が若々しく生きがいいで白いです。

それが徐々にこのような状況になってきます。
菌が弱くなってきて白さが薄れてきます。
こうなってくるとキノコの発生量が落ち込んだり、小型化が起きてきます。
菌自体は生きているのでまだまだきのこの発生はありますが、
経営をしている場合はこういった状況のホダ木はあきらめる時期になってきます。
つまりは廃ホダ化になるような状態ということですね。

最後に菌が死んでしまって状態のもの。
菌が死滅すると白いものがさっぱりなくなってしまいます。
少しでも生きていれば皮をめくってもオレンジの様な色合いですが、
死滅してしまうとこのような色になります。
まさに枯れ木ですね。
こういっただめになったホダ木は持った際に皮が浮いています。
また水を吸っていれば非常に重くなりますし、もろくすぐに折れてしまうことも。
こうした状態になるのは、害菌にやられてしまったり、環境が悪かったりする場合ですね。
ちなみにこうなったホダ木はクワガタやカブトムシが非常に好みます。
積みあげておくとそうした虫の住処になり沢山幼虫がとれたりしますね。
一応2次利用できますね。
この様にホダ木の皮の下はいろいろと変化しているもんです。
原木から菌の活着、蔓延、丸ホダ化から発生、経年劣化で死滅。
長い期間をかけてゆっくり確実に。
見えないところで椎茸菌は動いているもんなんです。
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