2016-02-12(Fri)
男のパスタ道

男のパスタ道 土屋敦
ペペロンチーニについて調べていた時に出会った本。
ペペロンチーニ、つまりはイタリア唐辛子のことだからパスタの本とは関係ないんだけど、
男のパスタ道とありながら内容はペペロンチーノオンリーというなんともコアな本。
そういう飛んだ本は好きだ(笑
中身はいかにしておいしいペペロンチーノを作るかの試行錯誤。
試行錯誤というかもはや化学実験。
パスタのゆで方一つとっても、水の量は?塩の量は?ゆで時間は?・・・etc
はてはパスタの長さや太さ、どういった乾燥をしたものかなどなどはてなく追及していく。
もう実験結果をまとめたレポートの様なものだ。
ペペロンチーノは使う材料が少ないシンプルなパスタだからこそこうして深くまで追求できるんだそうで。
分からん人にはわからん世界(笑
男の料理ってこういった追求型とおおざっぱで豪快なものと2つにわかれますね。
こっちは完全な追求型・・・
最終的にこうすればもっともうまいものができるというのが巻末にレシピとして載っている。
要は中身すっ飛ばしてここだけ見ればいい話だ(汗
あくまで作るだけならば。
ペペロンチーノっていろんなレシピがあってどうしろこうしろと様々作り方がありますけど、
この本の実験結果から言うとさまざま間違ってる点が見えてくるみたいですね。
料理って深くいくと結局科学なんだな―とか思ったりして。
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